コインパーキング

駐車場へ帰り道 雪が落ちてきた
握りしめる缶コーヒー 君のポケットの中

コインパーキングもうすぐだよ
頷いて震えたら
抱き寄せてくれた君の手

プレゼントが役に立ったね 君が微笑んだ
白いマフラー柔らかで とても嬉しかった

コインパーキング 君の車
助手席で震えたら
唇に君がキスした

ワイパーはこのままで
雪明かりの中にいようよ
少しずつ積もる雪
君への想いみたい

春が来たらこの気持ち 溶けてしまうのかな
ぬるくなった缶コーヒー ポケットから落ちた

降り続く雪のように
この気持ち変わらない
そう思った 冬のコインパーキング

あの冬のコインパーキング
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