川ぞいの道に

窓辺にもたれて歌ってる横顔に
君の居ないこの部屋映し
遠い空を見上げる

悲しみにあの日 目を閉じて俯いた
君に言えぬ 別れの言葉
触れ合う手のひら伝う

途切れた君の声の向うに
辛い離れ々の日々 隠して

捜してた響き 今一度暖めて
抱いてやれぬ 君の心に
遠い空から 贈る

そうさきっと叶えてやるさ
二人の小さな暮し

川ぞいの道に誘われて歩けば
水溜りに 風といっしょに
溜息 微かに揺れる
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