天国に結ぶ恋

君の和毛(にこげ)を壜に詰めて
いつか空家の床下に埋めてみたい
君の写真にお香は焚かれ
日がな一日僕はうたた寝をしよう

愛から死への論理によって
恋の幻想は独占される

天国に結び 恋は花開く
天国に結び 恋は花開く

君の乳房のxxxxx して
愛の詩集の表紙を飾ってみたい
靴に満たした月経の血を
指にすくって頁の挿絵をなぞる

染色体の科学によって
肉の時間は凍結される

天国に結び 恋は花開く
天国に結び 恋は花開く

天国に結び 恋は花開く
天国に結び 恋は花開く

天国に結び 恋は花開く
天国に結び 恋は花開く
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