月蝕

月日が過ぎ行く音を
瞳を閉じて聞いていたのよ
あなたがココにどうして
いないのと何度もささやくわ

波に砂に 指に髪に
あなたを感じてる
ひとりじゃなく ふたりがいい
涙がこぼれて 心が叫んで
嵐を呼ぶでしょう

最後のメッセージ なにを言いたくて
欠けてく月の動画を見せたの?
わたし、返信しなかった
友情のつもりだった

悩んでいるの 知っていたけれど
成長すべき時だよなんてね
突き放したあの日の夜
想い出が止まった 想い出が止まった

私のこゝろの月を
あなたの暗闇が隠すのよ
女神の顔でほほえみ
抱きしめ受け止めてあげてたら

きっと今は ここでふたり
たわいもないジョーク
笑いながら ふざけていた
月明かり浴びて 波間にゆらゆら
ひとつになっていた、、

どこから人は やって来たのでしょう?
どこへと人は 進み行くのでしょう?
時間の渦に巻き込まれ
泳いでる 息をする

宇宙のすみで 出会えた不思議に
乾杯しても 悪くはなかった
もっとやさしく なれたはず
想い出が泣いてる 想い出が泣いてる

どこから人は やって来たのでしょう?
どこへと人は 進み行くのでしょう?
時間の渦に巻き込まれ
泳いでる 息をする

宇宙のすみで 出会えた不思議に
乾杯しても 悪くはなかった
もっとやさしく なれたはず
想い出が泣いてる 想い出が泣いてる
×