プロローグ

恋のプロローグは
いつでも いたずらに
気づかないうち
胸の中に すべり込む

淋しい瞳…
見つめられると 苦しくて
ジョークとばして
ごまかした … ごめんね
意地悪よね――

あなた 嫌いなんて
言えるはずもない
好きというには まだ
何かが 足りないから

いつか二人で話したこと
覚えてる?
遊びで恋はできないよね
いつだって

つないだ小指…
ひき寄せて目を閉じた
ゆびきりのワケ
私にも話してはくれないのね

いつか…好きと
言ってくれるかもしれない
今は心の中
手さぐりするだけ

ほんの少しでいい
勇気を持てたら
一人 夢の中で
泣くことなくなるのに

ほんの少しでいい
勇気を持てたら
一人 夢の中で
泣くことなくなるのに
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