裸足の想いで

潮風にふかれて
歩く海辺に
裸足のあし跡
ふり返ってみるの

白い砂浜 波が
二人の思い出
消して ひいてゆくわ

もし あの日 サヨナラをしなければ
アルバムに1ページ 秘密 増えたのに
いま わたし ちょっぴり悔やんでる
ごめんネと言いたくて
言えなかったことを…

オレンジの夕陽が
波に溶けあって
わたしの心も
せつなく痛むの

あなたに書いた
渚の絵はがき
泣きそうな文字を
砂にうめた

もし あの日 素直に泣けたなら
アルバムに1ページ 愛が増えたのに
何故 わたし 強がり 言ったの
あなたがいなくても 大丈夫だなんて…
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