望郷の詩

海鳥よ ここに来て こんやは眠れ
子守唄きかせる 波もやさしい
水平線に陽は昇る
そしたら旅立つこともいい
いつの日かつばさを休めにおいで
あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも

咲く椿 潮風に ふるえて歌え
乙女らがやがては髪に飾るよ
船から見えるあで姿
ひとめで恋することもいい
島の唄二人で歌ってごらん
あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも

とび魚よ 波の上 光って急げ
それぞれの心の便り運べよ
都会の隅で 生きながら
おもいでたっぷり抱きしめて
逢いたさや恋しさ 託してごらん
あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも
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