Almost Love

朝陽の中で 枕に顔を埋めながら
手探りしてた ふたりの恋の行方のこと
髪の香 湿った肌の感じもそっと
溶け出すたび 胸が騒いでく
形のない 愛がシーツに揺れた

震える薬指を噛んで 交わした約束を数えた
嘘つきな唇を 舐めながら頬ばる
煮詰められてく 幸せに気付かない振りして

君へと続く 赤い色のらせんの糸は
目隠しされた みつばちが花を探すようで
群がるのは 罪な手の平の上できっと
焦る胸が 遠い夢見せる
偽りのない 愛がどこかにあると

震える指先でなぞった あてどない孤独を
欲しがる口づけを 君はそっとあやした
忍び込んでくる 幸せに気付かない振りして

やるせなさと 喜びを隣り合わせに
近づいた 永遠を感じていたい

震える薬指を噛んで 交わした約束を数えた
嘘つきな唇を 舐めながら頬ばる

震える指先でなぞった あてどない孤独を
口づけを あやした
忍び込んでくる 幸せに気付かない振りして
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