カプセル

ぼくらは手をつないで 夜のまちを歩きまわった
少しも寒くはなかった もう冬はそこまできてた

なつかしい風の匂い ぼくらを遠くへ連れてって
ずっとずっとずっと二人で 丸いカプセルに入って転がる

思い出せないユメのように ぼくらは体よせあった
気づいてる人たちは 穏やかに歩をすすめていた

なつかしい服の匂い ぼくらを遠くへ連れてって
ずっとずっとずっと二人で 丸いカプセルに入って転がる

雨あがりの夕焼け 緑の公園照らすころ
となりの君に話しかける もう夏はそこまできてた

なつかしい夜の匂い ぼくらを遠くへ連れてって
ずっとずっとずっと二人で 丸いカプセルに入って転がる
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