春眠

異国の匂いのする 賑やかな通り抜けて
君を待った秘密の庭を思い出すよ

洒落た気遣いを嫌う僕らも少しは大人になったみたいだ
背伸びをした振る舞いが 目についてしまうな

どうすればいいのかわからない
隣りに座る君を見てて 想い胸の中で

何度も何度も叫んだ 何度も何度もぶつけた 空回りの春

まどろむ意識の中 羊数えることなく眠っていた あの頃が
フラッシュバックしてきた

ご機嫌なことばかりじゃないけど どこへでも行けばいいと
晴れ渡る空見て

何度も何度も思えた 何度も何度も笑えた

隣り立つ人見て 遠い過去も良き思い出となって この身尽きるまで 歩く
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