TRAVESSIA

はるか遠い国の夢は まぼろしか
あこがれひきつれて 船出する
潮の満ちた海に 長い橋をかけたら
もうすぐ コルコバード たどりつける

やさしくあふれる 太陽に
なにもかにもが 恵みをうけて
風がまきちらす バニラの香り
僕の求めた 幸せの国

あつい汗のしみついた 黒い大地
ためいきつきながら 歌っている
それは僕の心の鼓動と一緒さ
悩みなどファベラードは 背を向けてる

よろこびつかめた その日から
雄々しく育った 木に登り
あらしが残した 雲のかけら
僕は集めて 胸にいだく
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