I'm a Voice Actor

行ってみたいセカイがあった
憧れているチカラがあった
ブラウン管の前のガキンチョは
ただ ひたすら 信じていた

僕は人間だ そりゃそうだ
僕でしか いられないわけで
だけど この声を使ったなら
何にだって なれるんだ

いきなり歳をとってみたり
ちょっと気取ったやつになったり
気が強かったり 太ってみたり
○▼※△☆▲※◎★●
この声は 次元を超える為のパスポート!

ちっちゃな頃 擦り切れるほど観た ビデオテープ
今も覚えてる あのセリフ 口にしてみる
僕は今日も越えていくよ
愛すべき 「向こう側」へ
あの日 夢に見ていた 無限大のセカイへ

普通じゃありえないことだって
平気で言えちゃったりするんだ
3!2!1!アクション!!

「愛してるんだ、僕のために毎朝ミソスープを作ってくれないか☆」
「俺のものになっちゃえよ、スットコドッコイちゃん☆」
「私のスウィートピーチパイ 貴女の全てがほしい☆」
「ったく、俺がいねえとダメなんだからよ☆」
この声は 次元を超える為のパスポート!

まだまだまだ 旅の途中では あるんだけれど
大好きな 今の仕事が 大好きなんだよ
大声で感謝したいんだ
喉を 傷めないように 腹式で!
僕が 生まれた意味は きっとここにあるんだ

これからの道も 平坦じゃない
それくらいわかっている 覚悟はできている
目立たなくてもいい 真ん中じゃなくたっていい
演じる喜び 抱きしめ続けたい

ちっちゃな頃 擦り切れるほど観た ビデオテープ
今も覚えてる あのセリフ 口にしてみる
僕は今日も越えていくよ
愛すべき 「向こう側」へ
あの日 夢に見ていた 無限大のセカイへ
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