Libertango

夜に旅人は今日を想う
痛みを包む歌を口ずさむ
愛することは憶えている
この胸に刻まれてる

そう人は皆
誰かのため手を伸ばす
主役には足りないと知って

遠い日からの記憶 強く受け止めるなら
孤独すら愛が守るから
忘れない この耳を優しくなでた愛の歌と声を
どんな姿になっても
生きるほどに癒えない傷が増えたとしても
この足を強く踏み出す

小鳥の奏で朝を知る
太陽は小さな息吹を呼ぶ
その光は時に眩しすぎて
胸に影を映す

そう人は皆
自分のため 叶わない願いならば
そっとしまって

遠い日からの記憶 強く受け止めるなら
孤独すら愛が守るから
忘れない この耳を優しくなでた愛の歌と声を
どんな姿になっても
生きるほどに癒えない傷が増えたとしても
この足を強く踏み出す
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