風光る

細い一本道
歩いてて、見つけたね
先に何があるか
眩しそうないつもの瞳
「ガンバレガンバレ」って
ほら、うまくできない僕 励まして
黄色と白のタンポポみたいに背中
押してくれた
風はすべるように僕をなで
君をなでてゆくのはなぜ
あぁ 花を揺らし、海へ戻ってゆくのに
2人だけもどりたい もどれない
でも
もどれたら 風、光る

土手の急斜面をダッシュする球児たち
どんな未来だって駆け上がってゆくようで
なかなか、たどり着けない
最後が今日だなんて
信じない
まだまだ、君が大好きで
自転車押して
綿毛飛ばす

ららら ららら ら らららららら
過ぎた夏を憂いて
長く居すぎたからなのかな
過ぎた夏を憂いて
×