1/2の孤独

まだきみは 真っ白なシーツを
海にみたてて 泳いでいるよね
波間の恋はいつも
漂うことを忘れてしまうから 危ない

夢を語る そのスピードで愛を
囁けば 素足になれるのに
波の音を聴きながらキスして
浅い眠りのなか感じあおう

時計の針 寡黙な風
だよ 永遠に追いこせない
朝がくるから
夜明けの街 音をたてる
まえ 忍び足で逃げ出そう
つないだ手と手に孤独半分

つじつま合わせが得意なぼくだから
音符のかずだけ 楽しくなれるよ
明日も会いたくなるかな
きみのテンポとぼくのリズムが

水瓶座は どこ吹く風
あぁ 見つめたらほほそめて飛んでった
つかまえたら やわらかいね
そう 前髪をなでてたら 朝になる
あきれた顔してさ

ふり向くたびに探してる
ぼくが見えてる?きみの瞳に?

迷い猫は どこから来た
まだ 知らないさ お互いのヒメゴトを
さきおくりの約束なら
もう ナゾトキはやめようよ
たし算を二人でするだけさ
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