evening glow

ゆるやかに広がる 夕焼けの光が
旅の途中の雲に 温もりを照らしてる

幼い日の夢を まるで分け合うように
空は時間の環に触れて 僕の心も浮かんだ

汚れたシャツのままで 西日顔に受けて
大きな自転車またぎ やっとペダル漕いでた

あの小さな僕は なにかに怯えぬ様に
一人口笛を覚えて 空に放った

揺れながら 今も明日を見つめているよ
変わらない夢とちっぽけな勇気抱いて

街を離れて思い出す 肩を組めた友の顔と
大事なものを探していた 君の眼差しを

思い出している 小さな宝物と
汚れながら よじ登ったあの樹を

思い出している ためらわず喧嘩して
芽生えた絆と

どこ迄も

続く道

ゆるやかに広がる 夕焼けの光が……
……
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