non-fiction

静かな雨が音もなく降りそそいでいる
二人の心少しだけ 冷まして
先を歩こう ねじれたまま満たされてゆく
傘は要らない 急ぎ足の帰り道

眠れない夜は ロウソクを灯せばいい
退屈な午後は花束を

何気ないコトが時を越えて
二人の心の中 溶けてゆく
飾らない言葉
今は偽りのないシナリオを描いているから

昔話は大概美しいから
苦笑いを添えて召し上がれ
雨がやんだら 木もれ日あなたの頬に
こぼれそうにふわり舞いおりた

穏やかな笑顔にコーヒーを捧げよう
ご機嫌ナナメに口づけを

何気ないコトが時を越えて
二人の心の中溶けてゆく
変わらない想い
今もこの胸をときめかせて あなたに届ける

眠れない夜は ロウソクを灯せばいい
退屈な午後は花束を

何気ないコトが時を越えて
二人の心の中 溶けてゆく
飾らない言葉
今は偽りのないシナリオを描いているから
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