二人だけの宝物

同じ花火を並んで見る
土手の芝生で手と手つなぎ
夢にまで見たこの瞬間
遠い場所で星も笑ってる

いつもなら自転車に乗る この道
こんなふうに二人で歩けば
道のすみのポストさえ
優しく思えた

夏祭りをしている公園
たこやきを分けながら歩けば
同じ時間過ごしてる
幸せを思った

二人つなぐ手のひらに
願い込め
星見上げれば
空に舞う花火 まぶしく

いつか二人の日焼けの肌
白さが戻る時がきても
この夏は呼吸をつづける
心までも日焼けさせたから

夏休み二人で過ごしてる
青空もひまわりも味方に
二人だけの宝物
大切に思えた

いつまでもつないでいたい手のひら
忘れないあたたかいやさしさ
きっときっと次の夏
この場所に来ようね

空に舞い上がる花火
照らされて
そっと瞳を見れば
視線 いま二人 重なる

同じ花火を並んで見る
土手の芝生で手と手つなぎ
夢にまで見たこの瞬間
遠い場所で星も笑ってる

同じ花火を並んで見る
土手の芝生で手と手つなぎ
夢にまで見たこの瞬間
遠い場所で星も笑ってる
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