絵本

信じていたの 小さな頃に
絵本の中にいたお姫様は強いもの
守られること 守りたいこと
夢なんて見るだけじゃいつまで経っても叶わない

守るべきものがあって 私は強くなりたいから
笑うことをやめたの すべてが叶うその日まで

独りよがりとだれかが笑う
聞こえないふりしてぎゅっと拳を握るけど

でも本当は気付いてた 私はどこで間違えたの?
強く握りしめすぎて 大事なものを壊してた

長い旅の途中でこれ以上独りじゃ進めない
迷子のように立ち尽くした私にそっと微笑んだ

守るべきものに会って 独りじゃ強くなれないこと
笑うことを思い出した 絵本の中で見た笑顔
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