P.S.

いじわるで不器用な君との恋は
ふりまわされてるように思ったけど
新しいことばかりだったよ たくさん 教えてくれた

触れたかった左手 君は嫌だと言ってたね
無理やりギュッとしていたら 何か変わっていたのかな

好きだよって言えば きっと君も「好きだよ」
そう簡単なことだった 二人を繋いでゆくことは
ただそばにいれたら それでいいと思ってた
最初に嘘をついたのは
私の方だったのかもしれないね

強がりで寂しがりやな私のこと
めんどうだなとか さらっと言うから
嫌われてしまいそうなんて 不安になることもあった

お揃いのブレスレット 私が勝手に真似ただけ
君は優しく笑ってた それが答えだったのかな

一緒にいたいよ ずっと君も同じで
あの時はどうしても 気付けなくてわからないまま
言えなかった君 待てなかった私
求めていた幸せなら すぐそばにあったんだね

いつも大切なこと 忘れたふりして逃げてるよ
本当に守りたいものは何だろう
今ここにいてほしい 伝えられなかった わがまま

好きだよって言えば きっと君も「好きだよ」
いつだって私は 君からの言葉を欲しがって
素直じゃなかった 隠し合っていた
最後の日 やっと二人は
本物になれたのかもしれないね
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