秋風

秋の風と一緒に 私の嫌いな冬の足音が近づいてくる
なぜか切ない気持ちで憂鬱になるから 冬なんかこないでって願った

あなたに出会えて 少し強くなれた
痛みだす胸に魔法をかけて下さい

本気で愛したあなただから きっと
忘れるなんてできないでしょう
戻らないあの日

秋の太陽を見上げた あたたかい日差しを身体中で受けとめたいから
ゆらら ゆれながら色づく木の葉達 願いは叶わずに悲しく落ちてった

かすかに感じるあなたの気配がどこかに
目に映ってる景色はあの頃のまま

辛くて苦しくて動けなかった あなたの手を離したあの瞬間(とき)
二度と会えない わかっていても 「またね」と少し強がりみせた
あなたが残した甘く切ない日々
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