我が夫子

君が行く道の 長程を繰り畳ね
焼き亡ぼさむ 天の火もがも
天地の辺陲のうらに 我がごとく
君は恋ふらむ 人はさねあらじ

還りける人来れりと 言ひしかば
ほとほと死にき 君かと思ひて
我が夫子が 還り来まさむ時のため
命残さむ 忘れたもふな
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