サイダー

サイダー はじける泡の音が
僕の孤独を照らしてた
どこか遠い別の場所へ
行くには全部捨てなきゃな
なんて事を思ってた

目新しい悲しみが
また一つ暴かれる

日の当たる公園のそばに
君と僕とで小さな家を建てよう
聞き飽きたレコードも
この場所でならまた違って聞こえるはずだよ

サイダー はじける泡の音も
ついに聞こえなくなったよ
サイダー 甘くぬるいそれを
僕はゆっくり飲み干した

日の当たる公園のそばに
君と僕とで小さな家を建てよう
聞き飽きたレコードも
この場所でならまた違って聞こえるはずだよ
×