女の劇場

激しい二十才の 恋があり
四十に忍んだ 恋もある
心に炎を 炎を
ああ 抱きしめて
わたしが歩いた この道は
花と嵐の だきあわせ

尽くしてささげた 恋があり
世間に背いた 恋もある
火の粉を浴びても 浴びても
ああ 通したい
愛する男の ためならば
たとえ地獄の 果てまでも

涙で身を引く 恋があり
泣かせて奪った 恋もある
真っ赤な炎が 炎が
ああ 燃えたって
尽きればそれまで 悔いはない
その日おんなが 終わる時
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