焦燥

雨は止み 夜が来る
コンクリートは脈を打つ
僕らはまた 抵抗なく
時の流れと平行するのさ

2秒前の自分でさえ
もう過去のものとなっている
知らないうちにこんなに早く命を
消費している事に気づきもしないや

矛盾を盾にした大人たちは
本当が何か嘘が何かって事を忘れてる
苦しい今に慣れた僕らは
真実はどこにもあるって事を知ってる

勝ち抜くまで終わらない今日を
片付くまで変わらぬ景色を
見えぬ未来へ投げ捨てる事は
許されないんだ

間違いを探す事で答えが見える
なんて思う人間だけじゃないさ
苦しい今に慣れた僕らは
真実は確かにあるって事を知ってる

矛盾を盾にした大人たちに
なると分かってても抵抗出来ないんだ

苦しい今に慣れた僕らは
真実はどこにもあるって事を知ってる
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