麒麟

(戒) 忌ましむは妬みと (誡) 猜みの黒い肚
抱き締めても有漏に還る 相容れない水に油よ
(金・輪・際 金・輪・際 金・輪・際) 五彩の背に
(金・輪・際 金・輪・際 金・輪・際) 触れること罷らぬ

(誨) 老いぬれば駑材と (械) 馬鹿履き違え
毒されても無漏に還る 堪え切れない 醜い阿修羅よ
(金・輪・際 金・輪・際 金・輪・際) 五彩の背に
(金・輪・際 金・輪・際 金・輪・際) 触れること罷らぬ
行き摩りの宿世と 謳う痴れ者の面を蹴り 天に翔け行く

(金・輪・際 金・輪・際 金・輪・際) 五彩の背に
(金・輪・際 金・輪・際 金・輪・際) 触れること罷らぬ
(金・輪・際 金・輪・際 金・輪・際) 錦の調べ
(金・輪・際 金・輪・際 金・輪・際) 聴くことも叶わぬ
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