突き刺さる太陽

昨日鳥が夢に出て来てこう聞いた
「そのままでいいの?」と真剣な顔で
僕は何も言えず
ただ立ち尽くしてた
飛び立つその羽根をじっと見つめて

降りそそぐ星屑が
世界を連れ去って
ためらう僕は無我夢中で
ステップを踏んだ

君が微笑むから
僕は甘えていた
君が見てた空の色も知らずに

降りそそぐ星屑が
二人を連れ去って
彷徨う僕は無我夢中で
君の名を呼んだ

余計なモノはもう
全部捨ててしまおう
本当に大事なのは
明日にあるから

突き刺さる太陽が
心を連れ戻して
目覚めた僕ら錆びついた
そのドアを開ける
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