野性の眼をした少年

地平線を見つめて 静かに耳を澄ます
聞こえるのは孤独な 明日へ向かう風の歌
名も知らぬ草原の 静かな時の中で
野性の眼をしている 少年が微笑みかけた
ああ 太陽のように ほら 輝いていたいよね
無邪気な笑顔を 優しい笑顔を忘れはしない
夕焼け色の山に はぐれた雲が帰る
少年もいつの日か 大きな空 見上げるよ

夜のとばりの中で 眼を閉じて浮かぶのは
野性の眼をしている 少年の想い出なのさ
ああ 太陽のように ほら 輝いていたね
遥かな日々を 走り続ける 地平線の彼方へ

ああ 太陽のように ほら 輝いていたいよね
無邪気な笑顔を 優しい笑顔を忘れはしない
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