晩秋

僕のアパートに残った君の思い出が
体中を駆け巡っています
思い出の品は全部捨てたのに
心の中には残っています

雨でも降れば流れて消えるだろうと
酒でも飲んで雨降り待てば
よく考えたら雨が降った時の
君との思い出、思い出すだけだ

川の流れのように僕の心は
流れるままには進めないのさ
憎たらしい程の自分の気持ちが
体中を流れるだけなのさ

晩秋の夕暮れは、僕の心をまどわせる
晩秋の夕暮れは、僕の心をまどわせる
人生とは多分そんなもんさ
死ぬまで生きてやろうじゃないか

たかが恋愛なんかと、言われた所で
今の僕にはたかが恋愛なんてもんじゃないわけよ
そら少し経ったら今日の天気を一週間後に
覚えてないように、忘れていけるかもしれない

でも本当に本当に忘れてしまったとしたら
何の意味も無くなってしまいそうで恐くて
自分でもどうなったら一番良いのか分からない
でもそれが多分人間なのでしょう

生きる事に疲れている暇なんて
今の僕にはないのさ
余裕を出して生きる程の暇も
今の僕にはないのさ

晩秋の夕暮れは、僕の心をまどわせる
晩秋の夕暮れは、僕の心をまどわせる
人生とは多分そんなもんさ
死ぬまで生きてやろうじゃないか

晩秋の夕暮れは 晩秋の夕暮れは
人生は多分そんなもんさ
死ぬまで生きてやろうじゃないか
死ぬまで生きてやろうじゃないか
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