プロムの恋人

プロム…プロム…
プロム…プロム…

本当は彼女と…

タキシードのタイを緩め
敗北感 味わってる僕さ
誘おうと思って
狙ってたのに
その勇気がなかったんだ

あまりに美しいクイーンを
ため息ついて見つめていたら
そう今夜のパートナーが
「ごめんね」って
つぶやいた

僕は最低の男かもしれない
そばの誰かを傷つけて
自分だけが恋をしてる
僕は愛し合う資格なんてない
誰もしあわせにできない
僕はエゴイストだ
自己嫌悪に陥(おちい)る
許してくれ

本当は彼女と…

寂しそうに君は俯(うつむ)いて
そんなこと初めからわかってた
彼女のこと
好きだってこと
誘ってくれて嬉しかったよ

あんなに美しくはないけど
これでもおしゃれをして来たのよ
そう今夜 誘ってもらえて
「ありがとう」って
君は泣いた

僕は最低の男かもしれない
そばの誰かを傷つけて
自分だけが恋をしてる
僕は愛し合う資格なんてない
誰もしあわせにできない
僕はエゴイストだ
自己嫌悪に陥(おちい)る
許してくれ

僕は今さら何かに気づいた
僕の本当のクイーン
彼女より近い本当のパートナー
こんな僕を愛してくれる人がいた
やさしさに包んでくれた
愛は組み合わせだ
君に教えられた
さあ踊ろう
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