コ・ウ・カ・イ

雨は夜になり激しくなって
窓ガラスは今 しずくの模様

ひとり部屋の灯りつけないで
もの想いにふける 壁にもたれて

分かれて初めておまえがわかった
何もかも俺に 賭けていたんだね

初めはお互いにつくろって
のめり込んで行くことを恐れて

裸で抱き合えたら それ以上は何もいらない
この体さえ溶けてなくなれば
今より楽になれると思っていた

もっともっと わかりあえれば こんな…
きっともっと やさしく出来たはずなのに

まぶたを閉じれば おまえの吐息が
耳もとであふれ 涙になって行く

胸をしめつけるせつなさと
後悔のはざまで 雨が降りつづく

かたくなにこの胸から 出て行こうとしない思い出を
涙は雨とまじり合いながら
心にしみ込んで行く もう戻れない

もっともっと わかりあえれば こんな…
きっともっと やさしく出来たはずなのに
もっともっと わかりあえれば こんな…
きっともっと やさしく出来たはずなのに

もう戻れない
もっともっと わかりあえれば こんな…
きっともっと やさしく出来たはずなのに
もっともっと わかりあえれば こんな…
きっともっと やさしく出来たはずなのに
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