モミジ

ベンチに 座って 風を浴びながら
二人で 読んでた 真ん中のページに

赤い色した 可愛いモミジ
見つめては 微笑んで ポツリ「似ている」

見られないようにと 隠していたそっと
小さすぎる 私の手 好きと言ってくれた

モミジの葉のように 真っ赤に染まる頬
キライだった自分の手 好きと言ってくれた
あなたが

今でも時々 思い出してるよ
会うたびドキドキ 幼かった恋

私の今日は 変わったでしょうか
サヨナラも云えないで 別れなかったら Another Way

あなたが好きだった 小さな手は今も
幸せ掴もうとして 大きく広げているよ

モミジの葉のように 真っ赤に燃えながら
精一杯背伸びして 頑張って生きてるよ
今でも あなたが 今でも
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