劣等感ビート

劣等感は快感のビート 弱者が奏でるからこそ共鳴
ほらあっけらかんとしている挫折を知らない人
大半数は甘ったるいラブソング 聞いてる人にすら興味はないぜ
でも巡りに巡って耳には入ってくるけれど
数多は欠落のニート 悩んでる人には丁度いいビート
会話のはじめは えっと あっと うっと ちょっと まって

なにかと癖になるヒットソング 二回も聴かされりゃ誰でもシンガー
覚えやすさならその辺で群を抜いている
いつかはロンリーの●●● 頼れるものなど排除してきた
でも平気で誰とでも寝るくらいの寂しがり屋
数多は曖昧な返答 大した答えはみんな持っていない
問いただされたら えっと あっと うっと ちょっと まって

ハイウェイ走り照らされた街並みはいつも 無口なの他人みたい
ラジオから飾って踊ってノーセンスのビート 加速する無責任

何のため 何のため 何のために 働き眠り遊んでんだろう
誰のため 誰のため 誰のために すり減らし涙流してんだろう

よろけたネクタイとスーツ色気にそそのかされたサラリーマン
給料日あとは胸を張って歓楽街闊歩
頭は通常の三倍 上から下まで彩りメイクアップ
給料日あとの獲物をギラギラ絞りつくす
その他はファッションのヒッピー 大した答えはみんな持っていない
代表者ですら えっと あっと うっと ちょっと まって

やるせないと思う前の舞え舞えのビート 浮かぶ瀬もありゃしない
ラジオから飾って踊ってノーセンスのビート 加速する無責任

何のため 何のため 何のために 働き眠り遊んでんだろう
誰のため 誰のため 誰のため すり減らし涙流してんだろう
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