悪夢の輪舞曲

欠けた月が 照らし出した
陰りの中 はびこる狂気
笑い声 響き渡り
牙をむいて 目を光らせている
逃げられない

ゆらゆら 揺らめく
心に見え隠れ
悪夢の輪舞曲が 繰り返されている
目覚めの光は
遥かかなた 見えなくなり
ただ 走り抜ける
闇の中を

森の中 泉の中
息を殺し 身を潜めても
迫り来る すぐ近くに
淀んだ声 終わらない夜
嗚呼...

もう ここから 出られないのなら
貴方の 姿を 見せてはくれないか

ゆらゆら 揺らめく
心に見え隠れ
悪夢の輪舞曲が 繰り返されている
目覚めの光は
遥かかなた 見えなくなる
ただ 堕ちていくの
闇の中へ
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