100万$ナイト

涙が街にこぼれ落ち 君の泣き声が
荒れて光った舗道に 夜通し聞こえる
俺達はかわいた静かな 夏にめぐり会った
おき場のない夢と 汗をからめながら

確かそうだよね よくは思い出せないが
確かそうだよね よくは思い出せないけれど

傷ついたダンサーは 踊ることも出来ずに
足をからめ 倒れてしまう そんな君を俺は抱きしめる
つらい愛と挫折の中 誰かが叫んでる
100万ドル・ナイト

今夜も終わりのない ジューク・ボックスのように
街はダンスしている 長く暑い夜
泣いている君のそばで わくわくしてるオレを見て
「いいのよ行って」と 君はそっとつぶやく

いつから二人のベッドが 涙でいっぱいに
なったのかと気づいて 俺は君の手を握りしめる

俺の胸にとまった天使 雷鳴(いなずま)の走る道を
罪人のような目をして 俺の名だけを呼んでいる
やり場のない孤独と悲しみ 誰かが叫んでる
100万ドル・ナイト

真夜中にふとおそう やりきれなさに
どこで二人が間違えたのか考えてみるさ

俺の胸にとまった天使 二人だけの誓いを
もう一度だけ口にして 祈る言葉はありはしない
つらい愛と挫折の中 俺は叫んでる
100万ドル・ナイト
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