センチメンタル・ハーバー

夜更けの舗道に佇ずんで
どしゃぶりの中で俺を待つ
そんなおまえのいじらしさ
俺は車のドアを開け おまえを乗せる
Ah~ガラス細工のような
Ah~細い体を抱きしめると
こわれそうだぜ
濡れてるおまえの髪からは
待たせた時間の雨しずく
そんなおまえのやるせなさ
俺が今夜は この胸で暖めてやるぜ

波止場の灯りが好きなのと
小さな肩を寄せてくる
白くくもった窓ガラス
熱いおまえの息づかい 恋が燃えてるぜ
Ah~ガラス細工のような
Ah~細い体を抱きしめると
こわれそうだぜ
外国まわりの船の灯が
にじんでみえると云いながら
なぜかおまえは涙ぐむ
いいさ今夜は この胸で暖めてやるぜ

Ah~ガラス細工のような
Ah~細い体を抱きしめると
こわれそうだぜ
濡れてるおまえの髪からは
待たせた時間の雨しずく
そんなおまえのやるせなさ
俺が今夜は この胸で暖めてやるぜ
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