夢のふるさと

ばら色の
浮き雲ひとつ 空の果て
たそがれの その姿
悲しみのいろにもえ
この胸を 染めてゆく
ああ 夢のふるさと

想い出は
夕陽にむせる 丘の上
清らかな 愛に泣き
ぼくの手に ふるえてた
あの指が 忘られぬ
ああ 夢のふるさと

今ならば
好きだと呼べる きみのこと
何時(いつ)の日か めぐり逢い
七色に つつまれて
倖せを 育てたい
ああ 夢のふるさと
×