雨宿り

雲間からのぞく青い春
旅立ちのときを待っている

入れておくれ
その木陰に
雨が止むまででいいよ
いつか同じ夢を見たな
君は覚えてる?

晴れたらもう君はいないけど
僕のシャツもやがて乾くだろう
悲しむことなどないのです
またきっと会えるよ
雨宿り

洗いたての太陽が笑う
水たまりは空を描いた

見せておくれ
その願いを
くだらなくたっていいよ
今も同じ夢を見てる
僕は変われずに

すごいスピードで
雲は形を変えていく
僕もそんな風にいられたなら
君を守れたかな

こらえた涙がいつか
遠くの街へ雨降らせるだろう
約束なんてしなくていいよ
荷物は少ないほうがいい

晴れたらもう君はいないけど
僕のシャツもやがて乾くだろう
悲しむことなどないのです
またきっと会えるよ
雨宿り
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