カムパネルラ

つかまった君の背中
冷たい風 泳ぐ自転車
行き先は知らないの
いつも君まかせ

終わらない旅だったはずなの

カムパネルラ
君が走らせてどこまでも
飛んで行ってしまいたかったの
空をこえて

何気ない約束が
あたしの中 大きくなって
君のこと 見えなかった
どんな顔してたの?

離れない しがみついて 夢中で

冷たい手を君のポケットに入れてたの
「暖かいなぁ」
君の冷えた手に気づかずに

カムパネルラ
君が走らせてどこまでも
飛んで行ってしまいたかったの
空をこえて
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