サワーグラスの哀愁

サワーグラスに 落とした露は
なんの男の 涙かよ
今更どうにも ならない恋を
夜が夜が未練に
泣いてるだけさ

ダスターコートに ひそんだ指輪
それが明日の 夢だった
なんにも言わぬが 可愛いい指に
せめてせめて一度は
捧げたかった

霧の夜更けに 拾った恋を
霧の夜更けに 棄てる酒
あの日がなければ 涙も知らず
赤の赤の他人で
いられたものを
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