そのキスひとつで

雨が窓を叩く夜明け
風は唸るようだ
異次元ハニー 側にいて
二人でいたいよ ずっと
ずっとずっと

君の幸は秘密の味
口にしなくたっていいさ
ハートを近付けあおうよ
肌を重ねなくてもいいさ
ただそっと そっと

だんだんだんだん… 君はこの
この目に宿るはず
かすかにかすかに… 僕はその
その世に宿るはず

そのキス一つで 僕の行方は決まって
この惨めな現実も怒りも総て捨てられるのに
そのキス一つで 僕の居場所は決まって
不安な未来も 過去の傷も 今すぐ葬れるのに

君さえいれば
君さえいればいいんだよ
簡単なことさ
そのキス一つでいいんだよ

異次元ハニー 側にいて
二人でいたいよ ずっと
ずっと ずっと ずっと ずっと
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