ソーラン挽歌

景気に湧いたあの頃は 夜は篝火燃えていた
母は番屋で飯を炊き 父は鰊の群れを追う
ヤン衆相手に日本海 今じゃ寂れた漁師町
ヤンレ 海猫鳴くばかり

兄妹そろい声あげて 焼いた大漁の祝い餅
母が自慢の手料理に 父は手拍子うなり節
酒を相手に夜を明かす 遠い夢だね船着場
ヤンレ 昔の物語り

瞼に浮かぶ想い出は 人の心の宝物
父母も今では歳を取り 兄や私や妹も
浜の仕事にゃ縁がない 涙曇りの日本海
ヤンレ ソーラン 夢挽歌
ヤーレン ソーラン ソーラン
ソーラン ソーラン 夢挽歌
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