無力

どんなに誰かの前で虚勢を張ってみたって
君の前じゃいつも僕は無力 無力
ちょっとばかり良い曲が出来上がったからって
急ぎ足で君の元へ走る 走る

何度も何度も自分を誤魔化しながら生きてきたのさ
気付けば僕は僕を作り上げてしまっていたんだね

抱きしめられた君の胸の中で 深く深く目を閉じていた
満たされない孤独の闇の中にそっと
小さな光を照らしてくれたのは いつも君だった

どっかで聞いたような言葉を並べてみたって
何も分かり合えやしない欲しいのはいつでも真実

本当の気持ちを言うのが恐くて背を向けたりもしたのさ
いつのまにか僕は僕を決めつけていたんだね

重なりあって君の中に溶けてゆく 繰り返し君を確かめていた
降り止まない雨の様な悲しみの中で 傘をさしてくれたのは
想えばいつも君だった

抱きしめられた君の胸の中で
深く深く目を閉じていた
満たされない孤独の闇の中にそっと
小さな光を照らしてくれたのはいつも君だった
想えばいつも君だった...
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