お月さんとおりゃんせ

夜の雀(すずめ)は どこで寝る
きっと河原の 竹林(たけばやし)
わたししんみり お酒を飲んで
今夜の宿を 探します

憎いあなたを 憎くする
明日(あす)がみえない 夜の闇
捨てたことなど 恨んじゃいない
返してほしい 春の夢

どこで生きても 生きられる
なにもなくても 困らない
わたし東京に 空ある限り
くじけはしない 生きてゆく

どうぞお月さん とおりゃんせ
夜があるから 朝がくる
朝の光に この目をさまし
がんばるだけよ 今日もまた
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