月は静かに

甘い嘘と渇いた夢を抱いて
今日も世界は何処へ向かってく?
祈る言葉も 消えてくこの街で
信じることの意味を教えてよ

眠れない夜を越え 眩しいほどの風の中
ためらいに揺れながら 恋におちた

君に会いたくて 会いたくて 切ないほどに
虚ろな時代だからこそ 信じ続けたい
見上げた空 青い月の光は ただ静かに
そっと そっと 降り積もってく
この胸に満ちる 君への想いのように

心 焦がした あの日のぬくもりは
遙か遠い記憶呼び覚ます
今夜 君を必ず迎えに行く
本当の願い 見失うその前に

花散らす風受けて 酔いしれる君の薫り
星影に濡れながら 抱き合いたいよ

君が恋しくて恋しくて 苦しいほどに
たどり着いた真実だから 確かめ合いたい
まだ知らない 君のすべてをこの手に掴めたら
きっと きっと 見えてくるよ
限りない未来へ続く 奇跡の明日を

ありのままに 真っ直ぐに 君が好きで
虚ろな時代だからこそ 信じ続けたい
見上げた空 青い月は 二人をただ静かに
そっと そっと 照らしている
君の手を 離すことはない 最後の日まで

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