また明日

終わり告げるチャイム カラの教室
渡り廊下で待ち合わせ 並んで帰る あの二人

いつも一緒だけれど いつも一緒だからこそ
お互い 大事な一言を 言えずにいた あの時

夕焼けに染まる通学路 照らされて輝く街並み
黄昏[たそがれ]の少し寂しい風に包み込まれて今
夕焼けが映るその瞳 寄り添った長い長い影
街に響く「また明日ね」
だけど まだ話している いつもの二人

5時を告げるメロディー 赤い綿雲
曲がり角に佇んで お喋りしてる あの二人

とても悩んだけれど とても悩んだからこそ
お互い 大事な一言を 伝え合えた あの夜

夕焼けに染まる通学路 色づいて輝く街路樹
黄昏[たそがれ]の少し切ない風に包み込まれて今
夕焼けに染まるその笑顔 遠ざかる長い長い影
空に響く「また明日ね」
振り返り 手をふっている いつもの二人

夕焼けに染まる通学路 色づいて輝く街路樹
黄昏[たそがれ]の少し切ない風に包み込まれて今
夕焼けに染まるその笑顔 遠ざかる長い長い影
胸に響く「また明日ね」
いつまでも 手をふっている いつもの二人
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