パタパ

走る走る走る転ぶ そしてまたぶらり歩いて行く
笑う笑う笑う怒る だけど心は悲しんでいる
人ってなんかいつでもパタパ 慌ただしそうパタパタ

誘惑のない世界なんて味気ない料理みたいね
よく欲が分からないなんて
どっかいつも調子悪い愛を探している時代で
形しか見えていないの

投げ出したように 大きく広げたその手に 揺るがないでと愛を叫んだ
いつか君の目に 映らないものは何ひとつない
それくらいずっと信じられたんだ
そうやってまた歩き出したんだ

君の後ろの後ろから 人はずっと歩いて来たんで
君の前の前の前に これからもずっと歩いて行く
人ってやっぱいつでもパタパ 前と後ろでパタパタ

きっと視界がいいのは斜め40度からみたいね
よくよく見えすぎない景色
ずっと見守り続けたい愛も直視なんてしないで
離れた場所から見たいの

投げ出したように 大きく広げたその手に 揺るがないでと愛を叫んだ
いつか夢のように 消えるかもしれないこの世界が
終わらない明日を信じてたいんだ
そうやってまた何か見てくんだ

誰かと誰かの明日と昨日 一人と二人の山場と穴場
右手と左手繋がる希望 形にはとらわれないの

投げ出したように 大きく広げたその手に 揺るがないでと愛を叫んだ
いつか君の目に 映らないものは何ひとつない
それくらいずっと信じられたんだ
そして涙した後に 続きのある景色見たい 忘れないでと愛を叫んだ
いつか夢のように 消えるかもしれないこの世界が
終わらない明日を信じてたいんだ
そうやってまた歩き出したんだ
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