閃光と疾走の絆

ゆらり 陽炎のように 何もつかめない日々
すべてムダと思った 変えたのはそう お前
ぽつり 朝露のように いつも独りきりだった
あの日 あなたと出逢い ぬくもりを知るまでは
儚くにじむ霞のような この心
その微笑みで包んでくれた あなた守るため

疾走れ
逃げてばかりの過去から 誰も みたことさえない
荒れた大地に踏み出して 無傷じゃすまなくても
恐れるものは何もない
もしもつまずき倒れても 勇気 分け合える仲間
熱い気持ちが通いあい 真っ直ぐに輝いて
閃光を放つ 絆になる

はらり 淡雪のように 夢をさまよう夜も
そっと あなたに降りて 埋めてあげたい 孤独
ふわり 笹船のように 強い波に揺れても
きっと あなたのもとへ この祈り届けたい
生きる意味さえわからずもがく 闇の中
お前がくれたまぶしい明日 つかみ取るために

疾走れ
雨も嵐も怖くない 泥にまみれても進む
ムダなことなど何もない
流した涙の数 人は優しくなれるから
疲れ果てても止まらない 遠く運命の先へ
熱い気持ちを寄せ合えば 寂しい夜を越えて
陽光を放つ 絆になる

疾走れ おびえ続けた過去から
むなしいだけの過去から
ひとりぼっちの過去から

傷ついてかまわない このままじゃもういられない
どんな花より美しい 無垢な笑顔守り抜く
秘めた決意があふれだし 永遠を貫いて
閃光を放つ 絆になる
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