ふらゆら

碁盤みたいな町並みの
夕暮れどきの空模様
紫色をしたキャンバスに
ひときわ丸い月が浮かぶよ

いつもの店でいつも騒いで
千鳥足で気づいたら
月に映ってた飛び跳ねる君の姿が

あっちにフラフラこっちにゆらゆら
見とれる僕を尻目に
髪がサラサラ君にクラクラ
いつか触れてみたい
いつか触れてみたい

北も南も東西も
まっすぐ伸びたこの街
流れてる川べり歩いたら
お日様と一緒に朝帰り

わりとほろ酔い少し寄り道
ため息ひとつついたら
桜の花びら舞う中に君の姿が

あっちにフラフラこっちにゆらゆら
ちょっとこの手を伸ばして
髪がサラサラ君にクラクラ
今の僕にゃ遠い

でも伸ばした手届いたら
きっと明日はずっと今日より良い日さ

あっちにフラフラこっちにゆらゆら
今日は何処へ行こう

あっちにフラフラこっちにゆらゆら
ちょっとこの手を伸ばして
髪がさらさら君にクラクラ
今の僕にゃ遠い

でも伸ばした手届いたら
きっと明日はずっと今日より
今日より良い日さ
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