ガラスの午前4時

夜明けも待てずに とびだした街は雨 帰れない午前4時
追いかけてくれない ことは分っているけど 振り返る交差点

呼びとめられたら その瞳 そらすことなどできない
ずっと好きだった 微笑みが 焼きついているから

突然のサヨナラを 言いだしたのは私 戻れない午前4時
「一人ぼっちだね」と目をふせてつぶやいた あなたの横顔見てた

ガラスの心を寄せあって ひとつの夢見たのに
いつの間にか二人 別々の生き方探してた

ひとつぶの涙手のひらで 夜明けの雨に溶けるよ
まだ眠る街で ひび割れた ガラスの午前4時

飾らない 優しさ 嘘のない 輝き
胸の奥の 面影 いつまでも 忘れない

ひとつぶの涙 手のひらで 夜明けの雨に溶けるよ
まだ眠る街で ひび割れた ガラスの午前4時
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